邦画の感想

【U-NEXT】映画『傲慢と善良』の感想

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※またネタバレほどの内容開示はないですが、一部の内容公開を含みます

2019年の、辻村深月さんの小説が原作の映画です。

主演は藤ヶ谷太輔さんと奈緒さんです。

原作の小説の帯の文面や、どこかで見かけた触れ込みからは、

とてもセンセーショナルで衝撃的で、ミステリーのど真ん中をいくような作品だと思っていました。

実際に観た感想としては、現代の結婚における様々な問題点を考えさせてくれる作品だと思いました。

※本ページの情報は2025年10月時点のものです。最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください。

婚活

インターネット上ではマッチングアプリでの出会いが、

結婚における出会いの多くを占めつつあると出ています。

インターネット上の画面を媒体にして知るその情報は、果たして本当に事実であるのか、

なかなか実感が湧きづらいものです。

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価値観を交わらせに行く

婚活というのは努力が要ります。

恋愛にも努力や根気が必要な場面もままあるとは思います。

婚活は付き合う手前の時点で、結婚という、未だ見ぬ世界に対して真っ向から向き合う必要があります。

そしてその大きな想像上のライフステージに向けた、想像上にあるものに対する努力や根気を、自分で調節していく必要があります。

「価値観を交わらせに行く」という表現が最も近いかと感じました。

これは感情の伴い具合があやふやな段階で努力や根気を要する、非常に大変な闘いでございます。

そして大変かどうかも分からなくなることもある。

全ては男女の頭の中で起こりあうことなので。

真に受けない

私の人生史上、相手の言葉を真に受けて良かったことはほぼありません。

人は呼吸するように無意識に言葉を吐くことがままあります。

大切なのは、そうした周りの人々の、言葉という名の呼吸が、

どういう色合いをしているかを感じとる力が必要だということです。

今までの人生で、この点に何度苦しんだことか。

今からも挑戦でしょう。

体調整えていかないと。

あと、特に言いたいのは、人づてに聞いたことは絶対に真に受けないでください。

良いことも悪いこともです。

これは私の人生訓です。

腹を割る

どうして恋愛や、結婚に進んでいく過程って、

どことなくお互いを見せなくするんでしょうか。

言っていて自分でも解っていることなんですが、

この段階はとても貴重な期間だと思います。

本当に他にはない期間といいますか。

身体を鍛えて腹筋を割って結婚にこぎつけないと、腹を割って話す日は来ないんでしょうか。

そんなことは無いんでしょうけど(笑)。

素直

この現代における、男女の本音って何でしょう?

「今さら本音を聞いてしまっても」

なんてことは、生きる中で時折あることだとは思います。

恋愛・結婚においては、特に感じることが多くなりがちだとも思います。

既婚者の方が真実を知っていて、でも知ったのが手遅れで。

その手遅れな真実が重たいものでなくとも、愚痴として現れたり。

誰も一生傷つくことがない、愚痴にすることがないシステムって生まれないんでしょうか(笑)?

たとえそんな世界ができても、今度はそれに対して愚痴をこぼしてしまうのでしょうけど。

形式張ったら

婚活という枠組みにはめ込んでしまえば、途端にそれはある種の儀式めいた要素をはらんでしまいます。

心で泣いて顔で笑って、気がついたら疲れて。

でも、そこで終わっちゃいけないんですよね。

そこから何か学んでからがスタートだと思います。

心を打つとは

恋愛や結婚から少し枠を広げて、人間関係でみても、人の心を打つって容易ではないです。

やはり人に想いを届けるっていうのは、こちらも心からの働きかけが必要なんだな。

そして継続的な。

自然とそういう言動が取れる人間になりたい。

というか、今どれだけそういった言動が取れているかを客観的なところで知りたい。

心配と真心の境目

この作品を観ていて感じましたが、心配と真心ってとても混じり合う存在だと思うんです。

「あなたのためを思って」

「心配だから」

そういう言葉で始まる言葉かけは必ずしも自分の役に立つものばかりではなく、

むしろ自立した大人にとっては、毎度煩わしくこの上ない働きかけになったりもします。

「なぜそのようなリスクを背負ってまで声をかけてくるのか」

とまで思ってしまえば、それは贅沢な話になるでしょう。

実際に他者からの働きかけがなければ、とても困る事態に発展することが増えるでしょう。

難しいところです。

だからこそ人間関係って、時に厄介なものになるんでしょうね。

すべては

すべてはあなたの反応に懸かっています。

目の前で起きるあらゆる物事は、あなたの解釈で良いものにも悪いものにもかわることができます。

私たちが日々行っている行動や発言、言動というのは、その一つ一つが「懸け」になっていると思います。

それは決して「命を懸ける」とか「賞金を懸ける」とか大げさなものではないにしろ、

未来を微量に変える魔法みたいなものだと思うんです。

何にしても現状が変わるのですから、そこに「めんどくささ」が生じます。

人間に限らず、生き物というのはめんどくさがりな面を多く持っています。

そこで発想としては、「未来に懸ける」といった想いではなく、「未来に向かって建設的な橋を架ける」といったイメージで

日々の行いを進めていってはどうかと思いました。

主人公の「架」の名前にかけてみました。

これは懸けです。

おあとがよろしいようで(笑)。

細かいとは思いつつ

日常における細かいことって、

「細かいことだなあ」

と思いながらも、必要なことだなとも思えています。

自分が「細かい」と思っていることが、相手からみれば、

あなたにとって必要な、とても重要なことだったりします。

自転車に乗れない子どもがたとえ「もう一生補助輪付きの自転車に乗ればいいや」

と思っても、親は子どもの未来を見据えた上で補助輪を外していく働きかけをする。

少したとえがズレているかもですが(笑)、

細かいところに目がいき、そのことについて働きかけていくというのは、

人々が助け合って生活するうえで欠かせないものだと思います。

時々イラっとするでしょうけれど(笑)。

どこか細かいと思ってしまうことを

私ははっきり言って、邦画より洋画の方が好きでした。

いつまでもちまちましたことを言いながら、結局は何がしたかったんだという思いにどこか駆られる邦画より、

ダイナミックで分かりやすくて、白黒はっきりしている洋画が大好きでした。

今は両方好きなので悪しからず(笑)。

こうして邦画の感想を書いている方が、内容や自身の思いがどんどん湧いてくるし、

邦画の方が自身を作品に重ねることができます。

きっと、わたしは邦画の細やかしい掛け合いが好きなのでしょう。

そう気づかせてくれた、このブログという媒体に感謝です。

めんどくさがりなのに、私はどこまでも日本人だ。

自分を俯瞰して

自分を俯瞰した時に、

自分の今までの人生を振り返った時に、

自分と向き合ってくれていた相手が、

とても大切で価値のある存在だったと分かる時が、

いつかあなたにも来るはずです。

邦画の

邦画の行間のようなシーンが私は好きなんだろうなと、この作品を観ていて思いました。

特に小説原作の映画って、

原作は文字だけでできた作品なのに、映像化すると行間が生まれますよね。

何かが

何かが温かく開いていく。

そんな作品です。

結構観られる映画です。と、

「結構観られる映画です。」と、、作風の雰囲気を借りてしまえば、そう言えてしまう映画です。

物語は全く先の見えないものから、等身大を成していきます。

「等身大を成す」というのは意味が分かりづらいですが、そこはぜひご鑑賞されて納得してください。

そういった所で、この作品はああだこうだと好きに言えてしまう作品でしょう。

しかしその背景には、どこかミステリーチックでいて親近感が湧く良作と言うことができます。

現実を生きるという勇気

もう私たちは、

気づかないうちに、

勇気を携えて現実を生きています。

こんなに語れたのは、この作品がとても良作だからです。

ぜひご鑑賞されてください。

※本ページの情報は2025年10月時点のものです。最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください。

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