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「楽しいこと何かないかな」
「外に出るのは気がひけるけど何かひまだな」
今回は『空挺(くうてい)ドラゴンズ』のおもしろさをお届けします♪

目次
【結論】忘れかけていた冒険心が再び燃え上がる

学校や部活、家での生活など決まりきった日々のサイクルにどこかあきていませんか?
『空挺ドラゴンズ』は日常をわすれる冒険へ連れていってくれますよ。
そこにはゆう然としたストーリーが広がっています。
ドラゴンの歴史

世界中の神話や伝説において、ドラゴンはただの怪物ではなく、古代人の恐れ、崇拝、そして未知なる自然の神秘を象徴してきました。人類がまだ星空の秘密を探求し、自然界の不思議に目を輝かせていた時代、ドラゴンはその存在感と謎に満ちた姿で、人々の想像力をかき立てました。
ドラゴンは人々のロマンを具現化したような存在だったんですね。
いろんな媒体で展開されるドラゴンの在り方は、人々の人生を陰ながら豊かにしているのかも知れません。
勇気を出した一瞬

今まで生きてきて、勇気を出したことはありますか?
大なり小なり多くの人が勇気を出したことはあるでしょう。
ただそれがいつの日だったかは覚えているでしょうか。
『空挺ドラゴンズ』には勇気を出す一瞬が多くみられます。
登場人物たちの勇気に、読んでいて心をつき動かされることでしょう。
序盤は入りこみやすさから

序盤は登場人物の1人の「タキタ」という新米乗組員を軸にえがかれていくことが多いです。
読者も物語の世界について序盤はいろいろと知っていかないといけないので、そのための配慮でしょうか。
そうした構成もあってか、作風に溶けこんでいきやすい内容になってます。
特に4巻からおもしろくなっていくので、ぜひ4巻の冒頭までは最低でも読んでほしいです。
捕る・食べるだけじゃない関係

『空挺ドラゴンズ』は龍を捕る物語です。
地上の生活・空の生活。
ありふれた日常・グルメなひととき・仕事など、何かにぼっとうする時間。
さまざまな切り口から物語が連なっていきます。
そして人同士や、人と龍との日常ではなかなか減ってしまった単純明快な感情のやり取り。
どこか忘れかけていそうな心の一部を取り戻しませんか。
空での生活が中心

乗組員たちは空での生活が中心で、ずっと空中で生活しています。
旅をするのが仕事ともいえますが、これが旅行だったらどこかで必ずいやになるでしょうね。
しかも命がけの仕事ですし。
ここまではやらなくとも(というかできませんが)、退屈な日常をもしあなたが過ごしているなら。
新しい場所に出かけてみませんか。
安全だけど踏みいれてない世界ってたくさんあるはずです。
安全な中で冒険心を感じることができるって、すごく豊かなことではないでしょうか。
心に和みこむような絵

「和みこむ(なごみこむ)」なんて言葉はないんですが、まさに空挺ドラゴンズにはこういうニュアンスが似あいます。
「なだれこむ」でもなく「しみこむ」でもなく「なごみこむ」。
物語の登場人物たちは命がけで龍を捕っています。
そんな内容や描写のなかで、にも関わらず変なひっ迫感や緊張感を感じず物語に入りこんでいけるんですよね。
ひとコマひとコマの流れを、1枚の「絵」のつらなりのように見ていける。
その絵に、その線に温かみを感じることができる。
安心して心をおどらせることができる。
感情をかさねることができる。
心の豊かさがある。
広げればアート

どうか表紙と裏表紙を上の写真のように広げてみてください。
表紙全体がパノラマになることがまず楽しくて、広げた絵には芸術を感じます。
また裏表紙は例えるなら空の水族館のようで、ぜひ物語と折りかさねながら最初でも途中でも最後にでもみてほしいものです。
表紙をみて芸術を感じる作品は珍しいのではないでしょうか。
そして作品自体の冒険心(≒枠をはみ出すこと)を感じられれば。
活力のともしび

・序盤はタキタが龍の世界への導き役
・勇気の一撃に注目
・温かみとまっすぐな感情を読みとってほしい
『空挺ドラゴンズ』を手にとることは、忘れそうになりがちな冒険心をさがすこと。
どうか心に活力の灯(ともしび)を。
書店でぜひ『空挺ドラゴンズ』をさがして。みてください。
