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【90年代の情熱を感じよう】おすすめ洋画10選

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「最近心を揺さぶられるほどの感情が湧かない」

「何をするにも淡々として冷めきっている」

「もっと情熱のある人生にしたい」

ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア

1997年に公開されたドイツ映画で、余命宣告をされた2人の男が病院を脱走し、まだ見たことのない海を目指すロードムービーです。

この作品は私が勤め先で知り合った映画好きの人から紹介されて観ました。

病を抱え、様々な困難に遭いながらも目的地である海を求め奮闘する彼らの情熱には、胸を打たれるものがあります。

海外作品と言えばアメリカ映画を観ることが多いかもしれませんが、アメリカ映画に慣れている人なら違和感なく観られるはずです。

この作品を観て、日常の困難に立ち向かっている自分を重ね、勇気をもらうのも良いかもしれません。

恋愛小説家

1997年制作のアメリカ映画です。

小説家とシングルマザーとの恋愛模様をえがいた作品になります。

ジャック・ニコルソンが偏屈でどうしようもない小説家を、ヘレン・ハントが気高く日常を生き抜いているシングルマザーを、どちらも素晴らしい演技力で表現しており、この2人に感情移入すること間違いなしです。

素直になれない小説家と、気高くも弱さを隠し切れないシングルマザーが掛け合っていく様は、人はどこかで心を通わせることを望んでいるのだと感じさせてくれます。

ロードムービー的な要素もあるので、飽きることなく最後まで観ることができるはずです。

どんなに不器用であっても、恋愛は情熱から生まれていくものだなと感じさせてくれます。

フォレスト・ガンプ

1994年公開のアメリカのコメディドラマ映画です。

主演は名優、トム・ハンクス。

今もなお、知る人ぞ知る名作映画の金字塔です。

簡単に言うと、トム・ハンクス演じる主人公のフォレスト・ガンプが、自身の人生を駆け抜ける様子を描いています。

彼がどうしようもなくリアリティのある人生を、情熱的にそして少しユニークに乗り越えて行く姿に、きっと胸を打たれることでしょう。

私がまともにこの映画を観たのは、2023年のことです。

名作の中にも意外とまだ観ていない作品は存在します。

ぜひこれをきっかけに観てほしい作品です。

どうか彼のことを画面の向こう側で見守ってあげてください。

そうすれば、心地良い感動に心が包み込まれること間違いなしです。

ファイト・クラブ

1999年制作のアメリカ映画です。

予告編だけ観ると、自分の人生に嫌気がさした主人公が、ひょんなことから地下格闘技のような集まりに参加し、その中で活路を見出していく様なストーリーを想像してしまいます。

果たして実際の内容はどんなものなのか。

出演者の中で最も有名なのはブラッド・ピットでしょう。

このストーリーの中にある情熱は、男たちの物質的な、また感情的なぶつかり合いです。

理解が少しむずかしそうな、一見して察しづらいような場面も時にはありますが、見終わったときに名作と言われる理由が分かるような感覚になります。

これから観る人は幸せ者です。

決して日常には起こりえないであろう、名作『ファイト・クラブ』の世界に浸れるのだから。

マイ・フレンド・フォーエバー

1995年のアメリカ映画で、90年代の爽やかで自由ある雰囲気を感じることができます。

2人の少年の勇気から始まる、友情と冒険の物語です。

観ていると、自分も子どものころは、こうして無邪気に考えなしに遊んでいたなという瞬間を思い出させてくれます。

物語の軸がずれてしまえば、単調さが生まれそうなところを見事にぶれない演出で最後まで飽きずに観ることができます。

川や海でのシーンがよく出てきており、また穏やかに映像が流れていく場面が多いので、最後まで疲れずに観ることができます。

自分が少年だったあの日を、ぜひ重ねながら観てください。

グッド・ウィル・ハンティング

1997年に公開されたアメリカ映画です。

なんとこの映画は、まだ若かりし頃のマット・デイモンとベン・アフレックが脚本を書いています。

主演のマット・デイモンが、才能を持て余してしまうような青春の中で成長していく姿を描いています。

この映画に情熱を感じるとすれば、それは『やり場のない情熱』です。

はっきりと何かに向かって突き付けていく情熱ならば共感しやすいのですが、

どこにどんな風に、どんな思いで、どんな強さで向けていいのか分からない情熱に、戸惑いまで重ねてしまうかもしれません。

それでも、そうした情熱というのは、学生時代には私たちにも似たような思いがあったのではないでしょうか。

感傷に浸ったままの自分を、ありのままにさらけ出せる、ありのままの自分を、自分よりも年が大きく離れた大人にぶつけることができる。

大人も迷っている。葛藤して、ぶつかっている。

若者と大人。ステージは違ってもどちらも闘っている。

若者と大人の間でも、やりきれない気持ちを共有できる。

いつか分かりあえる瞬間がある。

シングルス

1992年アメリカ制作のロマンチック・コメディ映画です。

軽快なロックサウンドとともに、若者たちの恋愛模様がオムニバス形式のように綴られていきます。

また、出演者がカメラに向かって話しかけるシーンも特徴的です。

主演は『クラッシュ』などで有名なマット・ディロン。

監督は『あの頃、ペニー・レインと』などで有名なキャメロン・クロウです。

この映画はロックのライブシーンやクラブなど派手さを求めたようなシーンもありますが、

そんな日常の中に垣間見える、若者たちのどこか淡々とした静かなる情熱を感じます。

ジャンヌ・ダルク

1999年フランス・アメリカ合作の歴史大作映画です。

主演は『バイオハザード』のシリーズで有名なミラ・ジョヴォヴィッチ。

若かりし頃のミラ演じるジャンヌ・ダルクが、自分の運命や戦場に勇気をもって立ち向かっていきます。

まさにこの映画で観られる情熱は『闘う情熱』です。

その闘う情熱の矛先は、物語が進むに従って国全体にも向けられていきます。

彼女の運命は、人生はどうなっていくのか。

『バイオハザード』以外でミラ・ジョヴォヴィッチの代表作をまだ観ていない方はぜひ。

トゥルーマン・ショー

1998年のアメリカ映画です。

主演は『マスク』などの作品で有名な、コメディ俳優のジム・キャリー。

この作品もコメディタッチで描かれており、主人公の『真実を追い求める情熱』を感じます。

人生を架空に設定された世界で生きている主人公。彼は自分の人生に違和感があり、どうにかして世界を見てみたいと奮闘します。

奮闘する中で彼がたどり着く先には何があるのでしょうか。

私たちも日々の中で、気になって疑問に思っていて飛び込んでみたい世界があると思います。

しかし実際には勇気が出ず飛び込み切れていないことが多いのではないでしょうか。

この作品の主人公は、言うなれば協力者のいない中で、自分の疑問を一人で勇気をもって解決しようとします。

この作品を観た後に、一人では無理だとしても、他の誰かとでも新たな世界に飛び込むきっかけにしてみてはいかがでしょうか。

海の上のピアニスト

1998年のイタリアのドラマ映画です。

主人公は天才的なピアニストであり、生涯を海の上で暮らすという数奇な運命をたどります。

この映画には、言うまでもなく『奏でる情熱』があります。

作中ではとても微笑ましいやりとりがあり、分かりやすい内容が散りばめられていて、観やすい作品に仕上がっています。

98年の作品ですがとても名作であったことを今でも覚えています。

海の上が主な舞台であり非日常的な映画となっているので、出かけたいのに忙しいという方はぜひご覧になってください。

どうか

どうかあなたの日常に、情熱の心が咲きますように♪

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