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【U-NEXT】映画『星の子』の感想

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※またネタバレほどの内容開示はないですが、一部の内容公開を含みます

2020年の映画です。

主演は芦田愛菜さんです。

※本ページの情報は2025年10月時点のものです。最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください。

宗教

物語に自らを投影して、自らを創り出すというのは、

何かに没頭することや、アイドルやジャニーズにハマること、大きく言えばエンタメにハマることにも似ています。

そう考えると、宗教をある意味誰もがやっているのではと思います。

何かを尊敬(リスペクト)して、敬意を払って、敬う。

そして自分を重ねる。マネをする。生き方を学ぶ。

この物語は少々滑稽に見えますが、

人間が何かにすがる存在である限り、そうした滑稽さの交わりが人間関係なんじゃないかと思わせてくれます。

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滑稽

物語の随所にみられるのは、滑稽さです。

人間というのは、こうも滑稽さの中で生きているのかということを、

俯瞰的に理解できます。

ある人が自分の我を押し通す考えでもって言動を繰り返している。

しかしそこにはどうしても、第3者から見える滑稽さが見える。

そこに人間らしさを感じる。

滑稽さというのは人間を創り出している一部分といっても過言じゃないと思えました。

確かに、完璧主義にならなければ、そうした滑稽さは拭い去りきれないですし、

自分の滑稽さは、拭い去らなくて良いのだと、この作品を観て思うことができました。

どうしても現代の日常というのは仕事と家庭に大部分を費やさなければならず、

その中では自分の役割を全うしなければならないといった責任感が、

大なり小なり付きまといます。

そこに滑稽さというのは無用とされ、

ユーモアを出すにも、相手の性格・人格に配慮した上での言動となることが、

どこかで必要とされてしまいます。

だからこそ、スマホなどの画面の世界に身を投じ、

家族であっても関わりを少なく保つというのが、

おおよそ当たり前になっている時代にあるのではないでしょうか。

社会全体という大規模でみて、互いの滑稽さをより受け入れつつ、

配慮が効き続けているという環境ができれば、

良い事この上ないと思う今日この頃です。

無垢

登場人物たちはほとんどが子どもです。

大人たちもまるで子どもみたいに、宗教を信じています。

この作品に出てくる登場人物たちの多くがどこか無垢であり、

そこに年齢は関係ないです。

一方で、現実を見渡してみても、

誰かは誰かをどこか無垢だと感じている世の中だと思います。

かく言う私も、社会人になり幾年かを経るまでは、長いものには巻かれて、

何でもイエスと答えて、

真面目に、

自分の考えは二の次で取り組むのが社会だと思い込んでいました。

しかしそれは形式上の事であり、何かしらを伝えてくる仕事相手自身も、

社会・仕事という枠組みの中で、言葉としてはそういう言動を取らざる負えない状況にあったんだと、

今となっては思います。

現時点では、社会で働く大人たち(私も大人ではありますが)と、

その大人たちに隠れている滑稽・無垢さ

いかにうまく付き合うかが課題だと考えています。

そして、そうした相手の言動はあまり深く考えずに行われていること、

その深く考えない言動が、実は社会活動にとってとても重要な役割を担っていること、

深く考えない言動の核にあるのは、多くがその人なりの愛で成り立っていることを知っています。

だからこそ下手に口出しできないなと思いますし、

いかにうまくやるか、付き合っていくかというところに課題を置くのかが、

大切になってくるのではと考えています。

私が深く考えずに動けば済む話なのかも知れませんが(笑)。

もっと理屈じゃない世界で生きていきたいです。

目に見えないことを信じるということ

職場や家庭など様々な人間関係の中で、相手のどこか滑稽じみた愛に付き合うのは、

とても骨を折られることも多いと思います。

しかし、相手にとっては、あなたが見えていない危うさについて、とても好意のある手を差し伸べています。

「あの時こうしてくれたのは、この為だったのか。」

「あの時反発ばっかりしてたけど、叱ってもらってよかったんだ。」

取りざたされているニュースのような悪い働きかけは極端な話であり、

多くの事は自分を良い方向へ導いてくれる働きかけだと信じることができれば、

あなたの未来はより幸せな方向へ開いていくはずです。

この一見どうしようもなく見えて、実はとても愛に溢れているこの世界を、

今度はあなたが愛する番です。

何事も疑い出してしまえばキリがありません。

受け入れる心を広げ、愛でもって受け入れられる心の温かさが、

あなたの心の中により射し込みますように。

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