洋画の感想

【映画】『ジャスティス・リーグ』の感想・レビュー

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正義の歴史

「正義の反対は悪」――子どものころ、そんな風に教わった人は多いでしょう。けれども歴史を紐解くと、どうもそう単純ではないことがわかります。

江戸時代の終わり、日本を開国へ導こうとした人々も、外国勢力を追い払おうとした人々も、それぞれが「国を守る」という正義を掲げていました。アメリカの南北戦争でも、奴隷制を廃止しようとした北部と、それを生活基盤としていた南部の双方が「自分たちこそ正しい」と信じていました。

このように、歴史はしばしば「正義 vs 正義」の衝突で動いてきました。

引用:歴史は“正義 vs 正義”の連続だった ― 幕末から現代政治まで | Fragile Archives

ものごとは善悪といった単純な決まりの中でなく、正義と正義のせめぎ合いで動いてきたのですね。

政治にしろ日常の些細なことにしろ、お互いの正しさのぶつかり合いで歴史が築かれていきます。

私は中途半端な人間です。

そのことをコンプレックスとして長年抱えてきました。

どちらの立場でもなく、平和的にやろうよと、心の中心ではそう思って生きてきた節があります。

相手のためを思い、自分の主張を掲げ、攻めて攻めて攻めていくことがベストなんだと思っていました。

そうした人間になれていないことに、苦しさも感じていました。

この世界を真面目に、真正面から受け止めてしまう自分を手放すまでは♪

最近は、中途半端で在ることはとても素晴らしいことで、とてもパワーがいる、とても賢明なことだと確信を得ました。

中立的であることがいかにバランスのいることか、技術のいることか。

紡がれてきた歴史の中で、人々の願いの中で、幸せで在ること。

とても尊いことで、とても価値のある素晴らしいことだと思います。

この映画を観て、自分の在り方について、もう一度立ち止まって考えてみませんか♪


始まり方が良い♪

始まりはこの世の現実を謳(うた)っています。

自分たちが何者で、世の中がどうあって、どうしようもなく覆(くつがえ)らない世界を私たちは生きている。

そんな有り様をほのめかすような演出で今作は始まります。

この現実世界という物語の果てにあるのは希望か、あるいは。

アクアマンが話す感動のシーンがある

中後半あたりに、アクアマンを中心に、ジャスティス・リーグ全体が温かさと感動に包まれるシーンがあります。

このシーンは終盤―クライマックスに向かうためのターニングポイントだと私は思っています。

確信を得たものだけが前に進む

確信を得たものだけが前に進みます。

ヒーローを題材とした作品に登場するヒーローたち。

誰しも自信に満ちあふれ、確信を持って敵に立ち向かっていきます。

迷いや葛藤はあるものの、それでも彼らは前に進むんです。

考えるのは後からでもいいんです♪

自分の感覚を大切にしましょう♪

私たちは過去の人類に紡がれてきた最高傑作です♪

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久しぶりに良い映画を観たと思える

久しぶりに良い映画を観れば、心も晴れやかです♪

この作品は過去のスタンダードなストーリー展開を、最新の技術や革新的な発想で現在に昇華しています♪

ぜひジャスティス・リーグの世界を体感してください♪

最後は真理を語っている

真理って結局何なんでしょう?

私にもわかりません(笑)

しかし確信を得たことばというのは、人々の心に何か良いものを刻み込めると思うんです。

終盤はそんなシーンがあります。

とにかく笑えればいいと思うんです。

私たちって幸せになるために生きているでしょう♪?

そのことだけを心に秘めながら生きていけばいいんです。

その想いはいつか秘宝になるから。

ぜひ観て楽しんでください♪

以上ことのはでした♪

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