アジア映画

【映画】『ケナは韓国が嫌いで』の感想

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※またネタバレほどの内容開示はないですが、一部の内容公開を含みます

2023年の韓国映画です。

※本ページの情報は2025年10月時点のものです。最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください。

自分探し

ロードムービーは、映画の一ジャンルで、旅の途中での出来事を描いた作品を指します。このジャンルは主に自動車旅行を通じて、さまざまな状況や感情が交錯する様を描写します。映画は、場面が次々と変わることが特徴で、観客に新たな発見をもたらします。

引用:ロードムービーとは? 意味をやさしく解説 - サードペディア百科事典

この映画はある意味ロードムービーであり、ケナの自分探しを描いた作品でもあります。

私たちも生きていれば、自分という存在がぼやける時が一度はあったと思います。

そんな当時の、もしくは今の自分の姿に、彼女を重ねてみたくなります。

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ケナは韓国が嫌いです

タイトル通り、ケナは韓国が嫌いです。

長時間の通勤、

ただこなしている仕事、

ありふれた日常、

おぼろげな自分。

そんな世界にいる彼女は、韓国にいるのが嫌になって、外の世界に飛び出します。

特に地方出身の方は分かるかと思いますが、地元がどこか少し嫌になって県外などに飛び出すのと似てるのではないでしょうか。

たまには

たまには、はみ出してみたくなる時もあります。

みなさんも色々あると思います。人生には。

特に社会人は、そういうものであるという側面があると思います。

「そういうもの」というのは、一般的な社会自体が、おおよそがステレオタイプの、

ストレス社会であるのが当たり前になっているという事実です。

それには良い面も悪い面もあると、今では感じられているんですけども。

だから発散するために飲みに出かけたり、美味しいものを食べたり、旅行に行ったりします。

そのストレス発散による行動というのは、経済の循環を一番肌で感じられる事象だと思います。

人はプログラミングされている?

最近、社会という環境で働く人々というのは、

軸が本当にステレオタイプで、ある意味ロボット的だなと思うことがあるんです。

「ものすごく腑に落ちる言動をとる存在」が、全体を通してみれば矛盾を起こしていたり。

「相手のことを想って、普通はみんなこうしている」という常識の中で生きている社会で、大きな問題が起きたり。

それは1つの事象として見ればとても人間的ですが、しかし、長い目で見れば、これらは当たり前のように昔から繰り返されている事象です。

どこか社会自身が自身を律しているようで、その影で怠慢が起き、その派生で問題が起きている。

そうやって昔から、順繰りに、順繰りにと歴史が続いていることが想像できます。

世界そのものを俯瞰してみれば「一体何回繰り返すんだろう? 」という世界になっていると思うんです。

私たちはそんな世界観を繰り返すロボットじゃないんです。

だから、ケナのような存在は貴重で、とてもに勇気がある存在だと思うんです。

時代に翻弄されない

かりそめのプログラミングというのは、幼少時代から、学校教育から刷り込まれてきたものだと思います。

日本教育を否定するわけではないので悪しからず。

それに、自分の知識が希薄なだけで、世界自体の社会環境というのは、昔からじわじわと大きく改善されているのは、

どこか肌で感じています。

ただ、どうしても環境という存在の影響は大きく、

心の底ではとても温かい情熱を持った人々ばかりの社会のはずなのに、

その自覚を忘れてしまっていたり、希薄になってしまっている人が多いように感じます。

そんなことを言っている自分も、表に出せている自分というのがどれほどのものか。

まだまだ成長中です。

ケナのように、たとえ小さな場所へでも飛び立てる勇気を持ちたいものです。

勇気、持ちたい方はぜひ。

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