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【夏でも夏以外でもアニメだ! 】感動できるアニメ映画10選

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※またネタバレほどの内容開示はないですが、ごく一部の内容公開を含みます。

「感動できるアニメが観たい」

「超有名どころのアニメは観つくした」

今回はそんな、感動を求めているあなたにお送りしたい、感動できるアニメ映画10選をご紹介します。

図書館戦争 革命のつばさ

2012年に公開された、有川ひろ先生原作の作品です。

アニメーション制作は『攻殻機動隊』などで有名なプロダクションI.Gが担当しています。

岡田准一さんと榮倉奈々主演で実写化もされていますね。

メディア良化法という法律の中で、それぞれの立場における人々の信念が交錯します。

1つの新しい法律の制定に対する、人々の反応や世の中の動きというのは、当然ながら現実にもありますよね。

公開された当時、私が若かりし頃に観た時は、単なるエンタメでありアニメ放送の延長線上として楽しんでいました。

今になって観ると、法律への問題提起を投げかけられているようで、メッセージ性を強く感じる人も多いかもしれないと感じます。

一方で作中の、こちらが小さく微笑んでしまうような小気味よさ、面白さの演出・シーンは、内容が具体的に分かりにくい人にも優しく、自分の感性に響くような良作に仕上がっています。

現在のアニメ映画の根幹をタフに貫き、かつ優しさに包みこんでくれるようなこの作品をぜひご覧ください。

STAND BY ME ドラえもん

2014年のCGアニメーション映画です。

フルCGなのに温かみがある。リラックスできる描写がとても魅力的です。

ドラ泣き

予告編で「泣いちゃいますよ」といった様な表現がありますが・・・ホントに泣いちゃいます。

のび太に自分を重ねて

この映画を観て、自分はのび太のように、日々を喜怒哀楽と人間らしく生きていられるのかと感じました。

加えて、いつもいじめられているジャイアンやスネ夫と、大人になってからもずっと仲良くやれるのかとのび太に自分を重ねてみました。

人は、いろんな心境や環境、状況に自分の意図しないところで飲み込まれていく時期またはタイミングがあります。

のび太はずっと優しいし、たとえそれが弱虫であるがゆえであっても、結果的には自分を取り巻いている人々や、取り巻かれている環境を成長の糧にしています。

大人になってものび太はのび太で変わりなく、また周囲の人たちものび太の人柄を受け入れ、のび太自身も周りの人々の内面を受け入れているのです。

世代で違うかもしれませんが、のび太のようにたくさん泣いて、泣いた分だけ強くなるという姿勢を貫ける人は、どれくらいいるのでしょうか。

周りにほんろうされながらも、それも自分の人生として未来につなげていく。

たとえテストの点数が何度も悪かろうが、周りの人も自分自身ものび太という人間を嫌ってはいません。

自分の自己肯定感を自ら下げるわけでもない。

殻に閉じこもるでもない。

ないものねだりをする訳でもない。

どこかにはけ口を求めたり、過度な八つ当たりをするわけでもない。

あれだけドラえもんに頼り、弱く在れるというのは、ある意味強さだと思います。

そんなのび太の人生の一部を共有して、この映画そのものを、自分のこれからの糧にしてみませんか?

カウボーイビバップ 天国への扉

2001年に公開された、ハードボイルドなアニメ映画です。

主人公であるスパイク・スピーゲルの声を山寺宏一さんが、主要人物の一人であるフェイ・ヴァレンタインを林原めぐみさんが担当されています。

また音楽は『攻殻機動隊』など数々の有名作品を手がけた菅野よう子さんが担当されています。

観た後に思い返してみれば、宿敵となり得る存在とは、単なる孤独な人そのものなのではないかと感じました。

ずっと何か大きいことをやりたくて、それでもできなくて、でも人には頼れなくて。

結果として人に迷惑をかけることばかりを行い、その先に自分という存在を見出せていない。

人は鏡だというように、人は1人では、孤独では盲目になってしまうと思うんです。誰かと触れ合って初めて自分を知っていく。

スパイクが宿敵の心に向かって拳と言葉で向き合っていく様は、ある意味ハードボイルドな人物同士の他愛のない対話に近いかもしれません。

ノスタルジックで現代の時間軸に無さそうな、非日常的な世界観に染まりたいならぜひご覧ください。

ちなみに私はモノレールでの戦闘シーンがとても印象的で、1番記憶に残っています。

どんな大人だって、孤独を感じ、自身の考えのみで完結してしまうことも有り得ます。

この映画を観て、改めて自分以外の人と、心からの対話をしてみませんか。

ブレイブストーリー

2006年に公開された映画です。

原作は宮部みゆきの小説です。

この映画を観て、ワタルのように勇気ある行動ができるだろうかと感じました。

終盤の「君も全部含めて僕だったんだ」という台詞を含めたシーンが心に刺さります。

加えて、終盤になるに連れて世界観に引き込まれていき、いつまでも記憶に残るような作品です。

サカサマのパテマ

2013年に公開された作品で『イヴの時間』と同じ監督のもと制作されています。

登場人物たちの、サカサマな状況下での勇気に注目です。

クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ モーレツ! オトナ帝国の逆襲

2001年に公開されたアニメ映画です。

野原ひろしが意識を取り戻すシーンは、涙なしには観られません。

思い出にすがりたい気持ちや、郷愁に駆られる瞬間はあってもいいと思うんです。

しかし、現状を嘆いてばかりではいられず、そこで奮い立たせるべき想いこそが「勇気」なんです。

その勇気の方向をどこへ向かわせるかは自分次第で、とにかく行動していくことが大切だと思います。

野原夫婦を始めとする大人たちは、子どもの純粋無垢でありつつも勇気ある行動に感化されていきます。

そうやって大人と子どもで未来を築いていけたら、これに勝るものはない素晴らしい未来となるでしょう。

「思い出」や「過去」はすがりつくものではなく、前を向くための手がかり、足掛かりにすべきだということを教えてくれます。

心が叫びたがってるんだ

2015年公開の映画です。

一言でいえば、この映画のイメージは「青すぎる青春」です。

幾重にも重ねられ整いに整いきった日常には、安心しきった心身の元、軽はずみな言葉たちが乱立してしまいがちです。

特に若さの前では。

そして大人になってからは自分をうまく殻の中に閉じ込めたり出したり、そうした「出し入れ」が可能だったり、かと思えば難しかったりすることも有ります。

主人公は自分の殻をやぶるように奮起しますが、そもそも殻に閉じこもっていたのは自分自身であったことに気づきます。

大人は「世の中」という殻に覆われてしまい、いつしか覆われてしまっていること自体にも慣れてしまいます。

それでも日常は続き、それでもそんな日常の中にも愛が存在します。

それでも置かれている環境にあらがえない部分もあり、日々未熟である自分と向き合うことになります。

今自分が未熟かそうでないかなんて感じていない人は、とても忙しいのでしょう。

人は少し苦しんでいるくらいがちょうどいいのかも知れません。

少しクセがあるくらいが、少しおかしいところがあるくらいが、ちょうどいいのかもしれない。

自分もそうだからこそお互いにより添え合えるし、おとずれてしまう逆境にも立ちはだかっていけるのだと思います。

だから、少々の不満のある家族くらいなら、その存在は、とても貴重な存在で、とても幸せなことでしょう。

失ってから気づいてしまうのも人間のサガなのかもしれません。

後悔して、成長して、漫然としてしまい、また後悔し、成長し、、、そうやって繰り返していくことに意義があるのかもしれません。

そうやって目の前の物事や周囲の人々、何より自分自身に向き合い続けていくこと自体が、幸せなのかもしれない。

繰り返していくなかで幸せは紡がれていくのかもしれません。

主人公たちがやったのは、ただただ行動することです。

しかしそこには、惰性を振り払ったり、勇気を出したり、目指すべきことへの情熱が不可欠です。

鬱屈した日常をもし感じているならば、たとえ繰り返すことになっても、この映画を観て、些細な一歩を踏み出してみることでしょう。

その一歩がバタフライエフェクトとなり、大きな幸せに導いてくれる一歩につながるかもしれない。

そう信じてみたくなる映画でもあります。

文豪ストレイドッグス DEAD APPLE

知る人ぞ知る名作『文豪ストレイドッグス』の劇場版作品です。

2018年に公開されています。

これだけカッコ良さを演出し通せる作品が他にあるだろうかと感じさせられます。

オープニング曲がフルで流れます。

フルで画が持つスゴさが魅力を物語っています。

5400秒の組曲をどうぞ楽しんでください。

パプリカ

2006年から2007年にかけて公開された作品です。

『文豪ストレイドッグス DEAD APPLE』が5400秒の組曲ならば、こちらは5400秒の夢想です。

魂の狂騒に没入感を覚えます。

決して魂の競争という感じの表現ではなく、魂の狂騒という感じで、日常と非日常の境界線を楽しめる作品になるかと思います。

他にありそうでない作品です。

HELLO WORLD

2019年に公開された映画です。

北村匠海、松坂桃李、浜辺美波と豪華俳優陣が主演をしています。

隠れた王道作品です。ぜひご覧ください。

 

 

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