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※またネタバレほどの内容開示はないですが、一部の内容公開を含みます

2023年の映画です。
主演は永瀬廉さん、杉咲花さん、北村匠海さんが出演しています。
※本ページの情報は2025年10月時点のものです。最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください。
迫真

『迫真』。
この映画には、この言葉がよく似合います。
話が分かりやすい

この映画をブログにしようと思った時、果たして法律を題材にした映画を、
ほぼ知識がない自分が記事にできるのかと思っていました。
しかし、法律・裁判の入門書のような感じで、法律・裁判の内容については、裁判ゲームー無辜(むこ)ゲームを主軸として、
とても分かりやすい内容になっていました。
誰でも観やすい作品です。
杉咲花さんの

後半に出てくる、杉咲花さんの笑いから始まる演技がすばらしいです。
「迫真とはこのことか」と思いました。
「本当の実力派がここにいる」とも思いました。
本物のすごい俳優さんは山ほどいらっしゃるのは承知の上で、そう思えました。
感覚として、感情として、そう思えたんです。
彼女が原作の小説を、すばらしい映像作品へと昇華してくれていると感じました。
映画も小説も両方

ネタバレになるので多くは語りませんが、
映画と小説で微妙に終わり方が違うので、両方観た方がいいです。
小説の方が、終わり方に明るさがあります。
これはどの作品にも言えることなのでしょうけど。
立ち位置

最近思います。
立ち位置が変わるだけで、こうも関係性は変わるのかと。
この作品では、主演の3人の存在が、シーンによって変わります。
これは私たちに限っても同じです。
私も、
保育園時代は荒ぶっているガキ大将みたいで、
小学校では目立ちたがり屋で、
中学校では陰キャ(自称)で、
高校では陰キャから脱出しつつあって、
高校卒業後はもっと脱出しつつあって、
社会人では社会に新人なりに揉まれ、
だんだんと紆余曲折を繰り返し、
今ではとにかく健康に日々を生きようと思っている次第です(笑)。
この作品ではそのコントラストというかグラデーションも意識しながら観て頂くと、もっと楽しめると思います。
誰にでもある

自分の精神に壁が立ちはだかり、その中でもがく。または葛藤する。
それは誰にでもあると思います。
何不自由ない人がもしいたとしても、それ自体が自分の人生における壁となっていたり。
そんな人生の先で、只中で支え合えているこの社会は、本当はとてもすばらしい社会だと思います。
善か悪かなんて

何がはっきりと善で、何がはっきりと悪かなんて分かりません。
裁判というのはほとんどが、はっきりと有罪か無罪か決める場だと思うので、その存在は単純に言ってもすごいと思います。
この映画の原作者である五十嵐律人先生の本を他にも拝読しながら、
正しさについて学んでいきたいと思いました。
ひとまずの自分の課題としては、相手の表面的なところだけを見るのではなく、
中身を見ること、または想像すること、もっと知ろうとすることだと思っています。
あなたの人生における課題は何ですか?
この作品を観て、想像して、創造してみてください。
※本ページの情報は2025年10月時点のものです。最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください。

